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出愛

我が家に新たな生命が誕生して早3週間

初めてづくしの慣れない日々を

家族3人で慌ただしく過ごしながらも 最近は夕暮れ時の涼しい風を浴びながら

この妊娠から出産までを

少しづつ振り返るそんな時間を楽しむ

余裕ができつつある今日この頃 今まで味わったことのないような あまりに深く強く覚える

あまりに温かく幸せな充実感

今しかないこの時期を

日々物凄い勢いで成長する

「結心(ゆしん)」に とことん寄り添いながら

今まだこの時期だけ

期間限定で行われる 言葉以外でコミュニケーションが

あまりに面白い

勿論まだ言葉話すわけもなく

視覚や聴覚といった五感も まだまだ未発達 だからこそ

今この新生児という時期に

冴えわたっている「第六感」を通じて

行うやり取りはどこか特別で新鮮で

日々、結心と過ごしていると

「ホンモノ」と「ニセモノ」の区別なんて

私たち大人とは比べ物にならない程敏感で 私の思っていることなんて 何でもお見通しという感じ

生まれたばかりで「まだ何もわかっていない」

なんて到底信じがたく

「もうすでに全てのことがわかっている」

そう強く実感させられる日々

我が子だからこそ

自分の直感に迷いなく従いながら

「自豊暮流」子育てを楽しみながら 1ヶ月間完全育休をとってくれた

まるちゃんと共に家族三人で

こうして毎日一緒に

一日一日をすごす今は

あまりに贅沢であまりに幸せ

この時期の新生児の一日一日に成長は

ほんとうに驚くほどで

最近では時々凛々しい表情を

見せてくれることも

子育てについて語れるほどの経験は

まだまだ積んでいないけれど

私たちなりの「子育て」は

常識や多くの情報に惑わされることなく

すべてを結心の「意思」に任せ

その望み通りにしてあげること

2500gで産まれてきて

まだまだ身体も小さく

私たち大人ができることの

半分もできないけれど もう一人前の一個人として接してしくこと お腹にいるときから

あまりに多くのメッセージを

送ってきてくれた結心 結心からの送られてくる

そのあまりに微細なサインを まだ単なる気のせいとでしか 受けて止めていなかった時は

本や雑誌や周りの人たちからの

数多くの情報を頼りにしながら

時に惑わされたりもながら

頭で考え悩む日々もあったけれど

微かにだけど確かに送られてくる

この微細なサインに日々丁寧に耳を傾け

そのサインに全てを委ねる覚悟ができた時

これから始まる未知なる日々への

不安や迷いが全て消え去り

これから始まる新たな日々への

希望だけで満たされるようになり 妊娠から出産に至るまで全てに

必要な情報や知識は求めずとも

私たちのところに必要な時に必要な分だけ

舞い込んでくるようになり

偶然とは思えない出来事の数々に

本当に驚きを隠しきれな程の有り難さに

まるちゃんと2人いつも手を合わせた 当初私がこだわっていた御殿場という 私の大好きな第二のふるさとでの出産

望んでいる場所は御殿場ではないこと

産み方や産院は何も拘らくてよいこと

それを教えてくれたのも結心

性別は産まれるまで聞かずにいたので

男の子でも女の子でよい名前を

まるちゃんと一緒に一生懸命考えていたけど

ある日突然、自分の名前や性別を

私に伝えてきてくれたのも結心自身 結心からのメッセージ通り

私の実家がある横浜に戻り

我が家から一番近くで歩いて通える

お産を取り扱っている産院に通うことを決めて

巡りあうようにして出逢った「池川クリニック」

池川クリニックに通いはじめ

池川先生と会話をする中で

なんか聞いたことのある名前だなと思っていたら

自豊暮を訪れてきてくれる人たちから

よく話を伺っていた胎内記憶の第一人者として 活躍される産婦人科医の池川明先生のクリニック 池川先生や助産師さんの

あまりに常識を超えたアドバイスが あまりに面白く何より心に響いてきて 毎回必要以上に色々な質問をしてみたり

検診に行く度にみんなで大爆笑したり

涙したり喜んだり思わず納得したり

池川先生から頂いた数多くの 面白くまた心に響くアドバイスや 偶然とは思えないようなエピソード話は

また別の機会に

池川クリニックという場所で

こうしてお産できたことは

私の意思ではなく

結心が選んでくれたこと

本当に有難うの気持ちでいっぱい

池川クリニックとの出逢いを通じて

結心が結んでくれたご縁の数々は

あまりに運命的で

その名前のとおり 人と人との心まで結んでくれるような

そんな素敵で運命的な出逢いの数々を

結心から今もう既に

沢山沢山与えてもらっている私たち

そのひとつは胎話士として

全国各地で活動される

南山みどりさんとの出逢い

まだ言葉を話せない結心が

なぜ私たちを選び私たちのもとに

産まれてきてくれたのか

その結心からのメッセージを

私たちのもとへと届けてくれた南山さん

あまりに納得せざるを得ない

メッセージに溢れてきた涙

南山さんと会話をしていく中で

あまりに深く感じるご縁

そして南山さんの透き通った瞳を

吸い込まれるように見つめながら

私の頭の中にふと突然よぎった 私にとってかけがえのない人の存在

それは、私の小学生時代の恩人

大好きだったバスケットボールのコーチ

苦しかった時を乗り越え

バスケットの技術は勿論

人として大切なことを

沢山おしえてくれた南山コーチ

コーチがいなかったら

今の私はいなかったと思うほどで

いつもどんな時も励まし勇気づけてくれた

本当に大好きだった南山コーチ 当時、高校生だったコーチは その大切な時間を割いて

練習や試合には時間がある時には

いつも小学生の私たちに付き合ってくれ

納得するまで夜遅くまででも指導してくれたこと

中学生になりコーチとの関係が離れても

いつも気にかけていてくれたこと

もう20年近くも前に

若くして亡くなった南山コーチ

その死を知った時はあまりのショックに

その死を受け入れられず

お礼も伝えられないままになって

ずっとずっと心の中で気になっていた存在 まさかとは思いながらも

セッションの最後に

南山さんに尋ねてみると

胎話士の南山さんは

その南山コーチのお母様で

南山コーチの最期の話を伺いながら

伝えられなかった想いを

間接的にでもお母様に伝えることができて

涙がいっぱいに溢れてきた

南山さんのほほをつたった

息子を想う母性あふれる涙は

あまりにあまりに美しかった

「結心」との出逢いはまさに「出愛」

結心との出愛によって

「愛」という言葉の意味を

今改めて日々深く教わりながら

結心が結んでくれる

多くの「出愛」に感謝する日々 何より、自然と戯れながら

一日中作業していることが大好きなのに

一ヶ月もの間、その作業から完全に離れ

完全育休をとり、私と共に今の全てを

ただ「結心」と寄り添うことを覚悟してくれた

まるちゃんには本当に頭があがらない

クリニックに入院していた産後3日間

産まれてからの3日間

それは私が最も大切にしていた時間

出産は終わりではなく始まり この3日間の我が子の関わり方が

その後大きな影響を与えるように感じていた私は

疲れを忘れたかのように

自分の身体を労わることよりも

ただただ3日間同じベットの上で

結心のことを抱きしめ続けた

まるちゃんも3日間は

クリニックに宿泊してくれ

共に結心を抱きしめてくれた

そのお陰か、日に日に結心の表情が

何かに満されてくように

どんどんと穏やな表情になり

それに伴い、母性がでてきたのか

母乳もすぐにでるようになり

退院してからも自分でも驚く程の

母乳がたくさんでてくれていて

今のところ母乳のみ育っている結心

夜中の授乳にまで毎回眠い目をこすりながら

私と一緒に起きてくれ

「母乳が出ないから代わってあげられないけど、、」

といいながら

私の肩を揉んでくれたり

腰をマッサージしてくれたりしてくれる

まるちゃん まだまだ寝ている時間が多いけど

どんな時も結心と一緒に本当に楽しそうに

お昼寝したり、沐浴したり、会話したりする

まるちゃん

そして何より丸一日に及ぶ陣痛に

最初から最後まで付き添って

全力で支え続けてくれたまるちゃん

正直、まるちゃんがいなかったら

乗り越えられた自信がないというほど

心強く、有り難い存在だった 妊娠、出産を終えて今一番想うこと 結心という愛おしい存在との出愛は勿論だけど

それ以上にまるちゃんという

この人との「出愛」こそが 私の人生において最大の宝物だということ

それを改めて教えてにきてくれた結心

私たち3人がこれからどんな人生を歩もうとも

これからの私の人生

もうこれ以上何も要らない

この2人がいてくれたら それだけでもう十分すぎる

実家で過ごす時間も残りわずか

もうすぐ愛しの御殿場の地へ

新たな家族を連れて戻ります

もうこんな風にあまり一緒にお昼寝もできなくなりそうですが

これからはじまる家族3人での

新たな自豊暮もなんだかとっても楽しみ

少し早いですがこれからの自豊暮のお知らせを最後に *******************************************************

<9月からの自豊暮のスケジュール> 9月17日(土)「自豊暮2周年祭」

9月15日をもって自豊暮は2周年を迎えます。

こうして2周年という時を迎えられることに

ここへきてこの2年という時の中での様々な出愛に感謝しながら

自豊暮の原点となる「食」をみなさんと一緒に楽しめたらと思います

日時:2016年9月17日(土)10:30~16:00頃

☆10時30分~13時30分 みんなで一緒に【心を結ぶおむすび作り】  我が家の完全手作業米「初米」でみんなで一緒につくるおむすび  自豊暮の日々に欠かせないこのおむすびをみんなで一緒に作り  おむすびに込める想い、おむすびだからこそ込められる想いを  みんなで味わいましょう

☆14時00分~16時00分 みんなで一緒に【甘い出愛】  ごはんとは違って、甘いものってやっぱり時に心をふわっと  暖かく満たしくてくれるそんな愛おしい存在

 自豊暮でも大切にしている日々心を潤す  そんなお茶菓子や飲み物を通じて

 他愛もない話をするだけでも、お昼寝するだけでも

 そんな何気ないけどでもなんか心ふわっとするような

 時間を過ごせたら嬉しく思います

※その他、お越しくださった方の通しでの物々交換バザールや 心に響く手仕事によるモノたちの販売も予定しています。 参加費:無料

    ※【おむすび作り】に参加の方はおかずを一品持ち寄り

     【甘い出愛】に参加の方はおやつを一品持ち寄り      おかずもおやつも(できるだけ手作りであれば)何でも全く構いません      (時間がない方や事情により難しい方は手作りでなくてもOKです)

申し込み&問合せ:0550-89-0429 / shifuku915@gmail.com         (電話は8月18日以降) 9月22日(木・祝)収穫祭~昔ながらの稲刈り&天日干し体験~

5月にお田植え祭を行った我が家の田んぼ 今、見事にたわわに育ちつつある稲穂ももうすぐ収穫を迎えます

100人を超える人たちみんなで手で行った田植え

たくさんの人の協力してくれた草取り

こんな沢山の人たちの沢山の温かい想いがこもった我が家のお米

だから最後の最後もやっぱりすべてをひとつひとつを 大切に手で刈り取りながら

昔ながらのお日様の自然の天日によって干して

温かい想いのこもったお米に仕上げたいと思います 何より5月お田植え祭同様、この収穫祭もご神事を行います

あの感謝にあふれる時間もみんなで共にできることを

心より楽しみにしています

日時:2016年9月22日(木)9:00~16:00

参加費:1人500円(未就学児無料) 申し込み&問合せ:0550-89-0429 / shifuku915@gmail.com

(電話は8月18日以降)

※お弁当販売の有無等の詳しい内容についての詳細は後日UPいたします

<自豊暮のごはん予約再開について>

しばらくお休みを頂いておりましたが 10月より自豊暮のごはんの受付を再開いたします

今までよりは頻繁に予約を受けることが なかなかできないかもしれませんが

来てくださるみなさんに温かいおもてなしができるように

家族みんなで心を込めて準備させていただきます すでに10月上旬は予約が埋まってきておりますので

希望されます方はお早めにご連絡頂ければ幸いに存じます これからもどうぞよろしくお願いいたします

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我が家も家族3人で初めて迎える稲刈り

きっとこれまでに増して

豊かな時間がながれるのだと思います

これからもどうぞどうぞよろしくお願いいたします☆


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