この豊かな自然や私たちの想いをありのままに感じ受けとめ、味と共にその豊さや想いをそのままに食べてくれる人の身体と心へと届いてくれる、そんな透き通ったような「透明」なお米がどうしても作りたかった。我が家の沢山ある田んぼのひとつだけで私たち２人で初めて挑戦したお米づくり。「透明」だからこそ、真実をありのままそのままを素直に受け止め、そしてそのままを伝え届けることができる。だからこの自然のリズムに合わせ、ただ自然の力に任せながら、できるかぎりストレスがかからないように、「手」作業で育ったお米。米の芽を出すところから、田植え、鎌を使っての稲刈り、そして天日干し。この私たちの初めてのお米「初米（はつめ）」に込めた想いや豊かさが、召し上がってくださる皆様の日々の笑顔や幸せに繋がってくれることを心より祈っています。

２０１６年より地球フェスタの関連事業の一環として、我が家の田んぼにて「昔ながらのお田植え・収穫祭」を開催し、お田植え祭約１５０名、収穫約祭１２０名、そしてボランティアで草取りに来て下さったこうした沢山の方々の協力のもと、私たちの長年の夢だったこの「初米」を販売させて頂ける程沢山の量がこうして我が家の田んぼに実りました。古き良き日本の稲作文化に触れながら、古き良き日本の助け合いの精神によって、誕生したこの「初米」。私たちだけではなく、多くの方の温かい想いとその手の温もりが込められたこの「初米」を是非多くの方に味わって頂けたら嬉しいです。