感謝と祈りのおむすび~初女さんありがとうの集い~
私の今の歩んでいるこの道 「自豊暮」という生き方
決してずっとずっと前から夢見てきたわけではない
この暮らしへと辿り着いたのには
偶然とは思えないタイミングで
偶然とは言い難い出逢いがあったから
好きなことをただがむしゃらに自由奔放にし続け 大切な人と出会い結婚し
何不自由なく過ごしながらも
30歳を目前に我が身に襲いかかる
度重なる原因不明の病たちに もう生きることに何の希望も持てず
全く先の見えない真っ暗闇の長いトンネルの中を
何年もさまよい続けていたあの頃
全てを諦めてしまいそうになった時
生きることへの希望を
見出してくれた人たちがいる
どんなにボロボロになろうとも
いつも笑顔で支えてくれた家族や
どんな時も側にいてくれたまるちゃんという
大きな大きなかけがえのない存在に加え 私にはその他にもいのちの恩人ともいえる人たちがいる
そのうちの一人が佐藤初女さん
この人と出会っていなければ
「今」の自豊暮は間違いなく存在していない
この自豊暮の根底には
いつもどんな時も初女さんがいて
日々心の中で支えてもらっている 私たちにとってかけがえのない存在である
佐藤初女さんが2月1日午前2時30分 天国へと旅立たれました 2月1日午前2時頃
誰かに叩き起されるかのように突然目が覚め
まったく眠れない程のどこか不思議な感覚が
体中に巡るのを感じながら
しばらくただずっと外の星を眺めていた
毎朝、台所に立つ前には
我が家の本棚に並ぶ初女さんの本の中から
その日、目に止まった一冊を手に取り
目に止まった一節を読むのが日課となりながら
翌朝2月2日の朝はなぜだか本を読む手を止められず
何時間もかけて何冊も初女さんの本を読み続けた
初女さんとの出会いのきっかっけをくれた友人から
初女さんの訃報の連絡を受けたのが2月2日の夜 その夜は、まるちゃんとふたりで
おむすびを作りただそのおむすびを丁寧に深く味わいながら頂き
二人で初女さんが出演した映画「地球交響曲(ガイアシンフォニー)2番」を
心が落ち着くまで何度も何度も繰り返し見続けた
青森県弘前にある「森のイスキア」という
初女さんの活動の拠点となる場所で
初女さんが長年行ってきたことを
深い親交があったわけでもない私が
今ここで述べようとすれば
それはあまりに言葉足らずになってしまう
生きるという上で本当に大切なことを
初女さんの「食」や「生き方」そのものを通じ
深く学ばせてもらったことだけは
記しておきたいと思う
それでも去年、念願の夢が叶い
私たちの我が家のお米と梅干で
初女さんと一緒におむすびを作らせてもらことができたこと
そして、わずかな時間であれ
あの時初女さんと互いに手をとりあいながら 交わした会話は私の一生の宝物になった
心の奥深くまで強く強く響いてきた
あの時交わした会話
伝わってきたあまりに深い温もり
あの時私が確かに感じ受け止めた言葉にはし難い想い
ずっとずっと胸の中にしまい大切に温めてきたこの想い
初女さんが天国へと旅立った今
私なりの言葉で、でもやっぱり、言葉でというよりも
初女さんのように行動でそれを示していきたいという想いが
今になってようやく少し芽生え始めてきたように思う
初女さんが「食」を通じて伝え続けてきたこと 初女さんには全くもって及ばないけれど
私は私なりにできることを
只々精一杯の想いをこめて
初女さんの告別式が行われる2月6日(土) 今すぐにでも初女さんの元へ飛んでいって
最後にもう一度、初女さんを近くに感じたいというこの気持ちを抑え
私は今自分のいるこの場所で 私なりに初女さんから学ばせてもらった
多くのことを多くの人たちと共有する時間を
ここ自豊暮で設けたいと思っています 初女さんが出演している映画「ガイアシンフォニー2番」で
初女さんの森のイスキアでの活動の様子が四季ごとに描かれた
「春・夏・秋・冬」の4つのチャプターを大きなスクリーンに
映し出したいとおもいます この映画の中で、初女さんご自身が述べられているように
「死は終わりではなく、新たな旅立ち」 初女さんとの別れ、そして新たな旅立ちの節目となるこの日に
初女さんが「食」を通じ、伝え続けられてきたことを
新たにここで胸に刻みながら
初女さんが大事にしてこられたおむすびを一緒に食べる時間を
設けたいとおもいます
これは、今まるちゃんと私が
単にしたいだけのことなので
もしよろしければご一緒にというだけのもので
イベントでもなんでもないのでもちろん無料です
映画を見た後に、我が家の「初米(はつめ)」で
初女さんへの感謝と祈りを込めて
初女さんから学んだおむすびを作り みんなで一緒に食べたいと思います そして、最後にホンの少しだけ
うまく言葉にできるかどうかは分からないけれど
私があの時初女さんと直接交わした会話を通じて学んだこと
時を少し経た今だからこそ理解できた
初女さんからあの時頂いた言葉と私なりの解釈を
少しお話させて頂けたらと思います
初女さんを知っていようといまいと
どなたさまでも歓迎いたします
映画の上映が1時間ちょっとありますので
お子様をお連れになる場合は
その辺りを含めご検討頂ければと思います ************************************************** 「感謝と祈りのおむすび~初女さんありがとうの集い~」
日時:2月6日(土)10:00~12:00頃 場所: 自豊暮(しふく) 持ち物:おむすびは素手で召し上がっていただく形になりますので
お手拭き用のタオルのみご持参ください
※ おむすびの準備のため、できるかぎり事前にご連絡頂ければ大変助かります。
0550-89-0429 / shifuku915@gmail.com or facebookページのメッセージ (facebookはあまり使用していませんのでできればgmailの連絡をお願いいたします) **************************************************
そして、もう1つ全く別のお知らせです
3月5日~6日にて予定しておりましたTy Burhoe氏による
New CD ”Sleeping Swan" Release 記念イベント&コンサートは
4月30日(土)に日程が変更いたしました。
多くのお問い合わせを頂きながら連絡が遅くなってしまい
大変申し訳ありません
今回、世界的なタブラ奏者としてのTy Burhoe氏のタブラの演奏に加え
Ty氏のギターと今回はスペシャルゲストとの
インド音楽を超えたコラボレーションが実現することとなり
これまでにはない音の世界がここ御殿場にて展開されます
2つのイベントを同日に開催する1day eventとなりますが
御殿場musicフェスティバルとして多くの方々と
多いに盛り上がることのできるイベントを只今計画しております 初女さんに加え、私の命の恩人であるTyさん
Tyさんの音との出逢いがなければ
きっと今、私はここにはいない この2人からを通して頂いてきた数多くのご縁や多くの学びは
私にとってかけがえのない人生の宝物です
私にとっていいものが
みんなにとっていいのかはわからないけど
私が出会わせてもらったこうしたかけがえのないご縁や学びを
多くの方と一緒に分かち合っていくことが
私の人生において何よりの喜びです
どうぞよろしくお願いいたします