心のふる里~夢雲へ~
本当に久しぶり
だからなんだか 本当に嬉しい 待ちにまった帰省の旅へ
そろそろ出発の時
奈良県宇陀市という豊かな自然と まるで時が止まっているかのような
神秘的な雰囲気に包まれる
私たちの心のふる里「夢雲」へしばし帰省
あまりに突然でありながらも
あまりに偶然とは言い難い
この夢雲とそのオーナーである
山脇さんとの出逢いによって
私の心の中に描かれ始めた
「自豊暮」という暮らしと場所 山を越え、森を抜けながら 何時間もかけて辿り着いた
その夢雲との初めての出逢いで あまりに深く感じた「懐かしさ」
「ギャラリー」という言葉で表現するには
あまりに不十分すぎるこの空間で
出逢う「ヒト」や集められる「モノ」
そんなヒトやモノたちで色鮮やかに
彩られる空間で過ごす「トキ」
その全てがあまりに衝撃的で
あまりに運命的だった 初めて夢雲を訪れた2年前
器や陶器などに興味なんて
全く無かった私が しばらく身動きが採れなくなる程 心奪われた中山達磨さんとその作品たちとの出逢い 見えないもの力や作品に宿る人の温もりを 作品を通じて教えてくれた夢雲と中山達磨さん
そしてその後 私に料理を人前で提供させて頂く
初めて機会を与えてくれた夢雲 2年前単なる一人のお客さんとしていった夢雲で
今回2年ぶりに開催される中山達磨さんの個展 今回はお客さんとしてだけではなく 自豊暮のお米やお茶、そしてお結びやお味噌汁で
この空間をわずかながらに彩らせて頂きます 夢雲という場所での
中山達磨さんの個展に
参加させていただける事は 私にとってはやっぱり偶然とは
思えないほどに感じる必然性に 嬉しいという言葉では
表しきれないほどの
喜びと感動が溢れてきて
どうやらもう寝れそうにない
いつもどんな時も 沢山のかけがえのない出逢いや気づき
斬新かつ繊細なインスピレーションを
与えてきてくれた夢雲と山脇さん 遠く離れてからも自豊暮という空間を
日々こうして彩ってくれている
夢雲を通じて出会ったモノたち
今までたくさん与えてもらってきた分
今回は、ほんの僅かでもいいから
これまでのお礼参りになることを心から祈って そろそろ出発
夢雲には22日、23日の2日間
滞在させて頂きます
個展は29日まで開催されており
達磨さんも在廊されています
夢雲の帰りは
長野のこれまた人里離れたところで
豊かな暮らしを営む素敵な夫妻
イエルカさんと悦子さんのところへ 我が家の薪ストーブを作ってくれたイエルカさん イエルカさんのところへ初めて訪れた時
私が感じたその想いと気持ちは 夢雲に初めて訪れた時と全く同じ
そのあまりの懐かしさに
初対面のイエルカさんに
両手を振りながら駆け寄った 完成したイエルカさんの薪ストーブを
取りに行かせてもらった時
奥様の悦子さんが自ら織るという
羊毛の絨毯に心が震えるほどの感動を覚え イエルカさんの薪ストーブと共に
自豊暮に訪れてきてくれる人たちを
温めてくれるようにという想いを込めて
自豊暮に合わせた特大サイズをオーダー 私たちがお願いしたのは大きさのみ あとは私たちと自豊暮の写真を元に
悦子さんのインスピレーションに任せて
約一年という歳月をかけて
作って下さったその絨毯を
お迎えにいってきます 私たちにとって今回の旅は やっぱり心の帰省
私たちにとってかけがえのない
心のふる里である夢雲という場所で
久しぶりに過ごす時間を経て
私たちにとってかけがえのない
心の友たちと一緒に
イエルカさんや悦子さんの元への立ち寄り
そこで過ごす時間と
連れて帰っくる絨毯
これからの自豊暮には どんな未来がまっているのだろう 日々起こる様々な出来事に
偶然なんてひとつもなく
それがたとえどんな出来事であろうと
そのどれもが「ギフト」で そのどれもにやっぱり
心からの「ありがとう」
今の私たちにこうして与えて頂いた
全ての機会と巡り合わせに心から手を合わせ
少し自豊暮という場を離れて過ごす時間を
丁寧に丁寧に積み重ねてこよう
その1秒1秒を味わうように
しばし留守にしますが
数日で戻ります それではいってきます ********************************* <自豊暮ごはん予約可能日>
11、12月とも満席となっております 来年1月以降のご予約になりますが
どうぞよろしくお願いいたします *********************************