12月5日(土)「ワインと和食~発酵なる食卓~」
待ちに待ったこのイベントの告知の前に 今回一緒にこのイベントを開催させて頂く
ワイン・ラバース・ファクトリーの高橋景子さんと
薬膳師である飯田のり子さんという
このお二人との心に響く出逢いのストーリーから
まずここに綴らせてもらいたい
ここへ移ってくる前までの
数年に渡り病を患っていたこともあり
お酒を飲むことはめっきり無く ここへ移ってきてこの暮らしを始めてからは 自分でも驚くほどに体調が回復しながらも
この暮らしではお酒を飲む機会がなく
お酒とは縁のない生活になるのだろうと
思っていたそんな矢先に出会った
「高橋景子さんのワイン」 どんな自然なもので、オーガニックであろうと
アルコールを飲むと身体にめぐる
「感覚」センサーのようなものが どうしても鈍くなる感じがしていたし
どんな名医と言われる医者に診てもらっても
いつだって「原因不明」とされる
長年患ってきた身体や心の病の根源は
長年大好きだったお酒が多少なりとも 関係しているようなそんな気がしていて
景子さんのワインと出会ったその時すぐには
いくらオーガニックや自然派であろうと
遠く外から覗いている限りでは そのワインをいただいてみようとは
正直まだ思えなかった ちょっとした空き時間に
我が家のまるちゃんと景子さんが
何やら話しているその会話に
そっとそっと耳を傾けながら
景子さんの口から景子さんの熱い想いと共に
語られるワインそのひとつひとつに込められた
生産者さんのあまりに心温まるストーリーが
あまりに心に響いてきたて
気づいてみたら、まさかの1杯オーダー ここまでかという程丁寧に丁寧に
グラスに注がれる
そのワインのあまりの美しさは
口をつけてしまうのが勿体無い程 しばらくの間うっとり眺めていると そのワイングラスを手にした右手が
どんどんと温かくなるのを感じた 少し戸惑いながらも
わずか少し口にした瞬間
驚くほどに身体が温かくなり
その温かさは一瞬で消えることなく
じわじわと奥深くに響き続け
今にも溢れそうな涙を抑えながら
そのワイングラス片手に
目の前に広がる海岸まで一人歩いて行った その海岸の地平線に見事に浮かぶ 綺麗な太陽のその光に
そのワイングラスをかざし
そのワイン越しに私へと
注がれる光が身体に充満し
何ともいえない温かさと心地良さで
私の全てが包み込まれていく
こらえていた涙か止めどなく溢れた
アルコールだから飲まないとか
添加物が入っているから食べないとか
オーガニックでないとダメだとか
やっぱり一番大切なのは
そういうことではないのだと
この時深く深く学んだような気がした
外側に表示されている情報は 身体という肉体の健康を維持する為の
ひとつの手助けにはなるけれど
決して外側には表示されることのない
その内側に込められた温かい想いは 身体を超えて心の栄養となるものが
沢山含まれていることだってある
だから外側に記載された
情報だけに惑わされることなく
視覚でもなく
味覚ですら超えた
第六感を研ぎ澄ませながら
自分の内側で感じることを
何よりも大切に
何よりも頼りにしながら
食材や料理と向き合っていこうと その時私は心の中でそう誓った
この日から我が家の食卓には
極まれにワインやお酒が並び始めた
景子さんのワインはあまりに心地よく
飲みすぎてしまう日もありながら
翌日は感覚が鈍るどころか
むしろ研ぎ澄まれるような
そんな感覚すら覚える お酒がほとんど飲めないお友達が
殆ど一本飲み干してしまったという
景子さんのワイン ただ一つ
やっぱり景子さんが選び抜いたワインは
そのどれもが本当に心地良いけれど
やっぱり最後の最後に
景子さんの温かい想いと共に
景子さんの手によって
注いでもらうワインが
やっぱり一番心に響く 既に朝晩の寒さが一段と厳しくなるこの地で
そろそろこの景子さんのワインを
景子さんに注いで頂きながら
心に響く温かいストーリーが込められた
心温まる食卓をみなさんと一緒に囲みながら
身体だけではなく心も一緒に
温められたら嬉しいとおもい
数ヶ月密かに温めてきたイベントが
今回ようやく実現することになりました
ワインと和食の融合だから
やっぱりテーマは「発酵」
景子さんのワインに合わせる料理は
薬膳師の飯田のりこさんと共に
私たち自豊暮のコラボレーションによって
生み出されるワインに合わせた
ちょっとエスニックでもありイタリアンな和食
我が家は外食はどうも好まず
我が家の炊きたてのご飯とお味噌汁があれば
他には特になにも要らないという
我が家のまるちゃんが珍しく
大のお気に入りでよく頂いていた
のり子さんのお料理の数々
本当に繊細で本当に丁寧なお料理は
美味しさだけではなく
やはりのり子さんの人柄さながら そのお料理からも深い温かさを
感じざる得えない 今回のり子さんにはパンを焼いて頂きますが
のり子さんの手によって生まれるパンは
我が家の手作業のみによって生まれた
「初米(はつめ)」というお米で
のり子さんが起こしてくれた酵母によって
今回このためだけに生まれる米パンや米ピザ 日本ならではの食文化を元に
自家製のお味噌、ぬか漬、甘酒
日差しをたっぷり浴びた乾物など
我が家の畑のお野菜たちを使ったお料理たち
そしてパンやピザ、お料理のいくつかは 我が家の冬の大黒柱である薪ストーブで
我が家の森の間伐材を使って焼き上げます
試作段階ですが、我が家の畑になった
採れたて野生トマトで作った
自家製トマトソースを使い
薪ストーブで焼き上げたピザの
あまりの美味しさと心地良さに
おもわず感動
温かいお料理と共に温かいストーリを一緒に
身体と心へ響く「ワインと和食~発酵なる食卓~」
焼きたてのピザやパンは
景子さんやのり子さんや私たちも
みなさんと一緒に同じ食卓を
囲ませて頂きたいと思っています
それが自豊暮の食卓スタイルです
どうぞよろしくお願いいたします☆ **************************************************
「ワインと発酵~発酵なる食卓~」 【日時】 2015年12月5日(土) 11:30~14:30頃
【ゲスト】 ワインラバーズファクトリー: 高橋景子
薬膳師: 飯田のり子
料理担当:自豊暮 【場所】 自豊暮(しふく) 静岡県御殿場市柴怒田401-1(ナビ専用:柴怒田398) 【申込み】 0550-89-0429 / shifuku915@gmail.com(自豊暮まで) 【料金】 5、000縁
【定員】 8名(残席3)
高橋景子さん厳選によるオーガニック自然派ワイン4種(泡・白・赤・デザート) に加え、お料理は前菜~メインまで約8品程度を予定しております。 ・切干と海苔のエスニックナムル
・豆腐の自家製味噌漬け
・南瓜のメープルスパイスグリル ・紫蘇ジェノベーゼのマッシュポテト ・しいたけとローズマリーの春巻き
・厚揚げとネギの味噌グラスソース煮込み ・ぬか漬けと自家製味噌ソースの発酵づくしパンorピザ
・自家製トマトソースと自家製豆乳チーズの重ね煮具だくさんパンorピザ
・甘酒小豆餡のココナッツソースの茶ピザ or
黒米甘酒とフレッシュフルーツのデザートピザ
半分は試作済みですが半分はまだ頭の中だけの
単なるアイディアにすぎませんので
当日の料理は変更することはありますので
その点はご了承くださいませ。 ***************************************************************** 【自豊暮の予約可能日】 <11月>満席となっております
<12月>満席となっております 【自豊暮の催し物】 12月19日(土)12:30ー17:00
「麻のつどい~聖なる麻の温もりと聖なる力~」
前回のブログの後半部に大まなか内容を記載しています。 定員の10名まで残席1となっております。