私の宝物～「自豊暮」の日々とこれから～
今朝、日の出の少し前
目の前に広がったたった一瞬のこの光景が
一日中ずっと心を色鮮やかに染め続けてくれる
「毎日何をしてどんな暮らしているの」
この１ヶ月で同じ質問を受けること７回 どんな毎日を過ごしているのか 自分自身の毎日の生活を振り返ってみて
今改めて気づいたこと
何か特別な用事が入ったり
ここを訪れてくる人がいない時は 私たちの暮らしのリズムは一定で
時間もスケジュールも 大きく変わることのない 同じサイクルが日々繰り返される
朝日と共に起床し
箒と雑巾で「自豊暮」をピカピカに磨き
田んぼと畑に行って
お茶を飲みながらミィーティング
まるちゃんとおむすびを作り
交換しながらの朝ごはん
それから一人で台所に立ち
畑で採れた野菜たちと共に ゆっくりゆっくり過ごしながら
今日一日のごはんの献立を考えながら ゆっくり丁寧に下準備 お昼ご飯を食べて 一生懸命作業して
一日を締めくくる晩ご飯を作り
ゆっくり食卓を囲み
他愛もない話をしながら少しのお散歩と
静寂の時間をとって１１時前には就寝
私たちがこの場を離れることも スケジュールが変更することも滅多になく
何処に行くわけでもない
特に何をするわけでもない
特別なんて何一つない
ここでのこの暮らし
毎日同じように繰り返される日々でも
「昨日」と「今日」が同じだったことは
今まで一度たりともなくて 昨日と同じ作業の中でも
昨日とは全く違う感動や喜びが
いつだってこの暮らしの中には溢れていて
毎朝目覚めるのが本当に楽しみで仕方ない
この暮らしにたどり着くまでは
時間を見つけては
何処かへ行ったり
何かをしてみたり 色々な講習を受けたり
色々資格をとってみたり 満たされない何かを満たそうと
自分自身の「外側」に何かを 必死に探し求めていたような気がする
でもこの「自豊暮」という暮らしに たどり着いて1年が経とうとしている今
毎日ここでこうして過ごしているだけで
長い間探し求めてきたその何かが
自分自身の「内側」から
止めどなく溢れてくるのを
今確かに感じる 「無い無い」と言いながら
自分の外側ばかりに目を向け いつも遠くばかり見つめ
人と自分を比べたり
時に沢山すぎるほどの情報に
惑わされたりしながら
ずっと探し求めてきたものは
既にずっとずっと前から 自分のもうすぐ近く
自分の「内側」にあったのだと
ここでの毎日が教えてくれた
自分にないものに
目を向けるのではなく 自分の持っているものの
その大切さ、尊さに気づかせてくれた
幸せはいつだってすぐ側にある
誰だってみんな既にもっている
それは掴み取るものでも
与えられるものでもなく
ただただ「感じる」もの
いつもどんな時も
幸せを感じるこのできる
今のこの毎日こそが私の宝物
この毎日が続き積み重なっていく限り
私の宝物は増え続ける一方で
もう2人でも抱えきれそうにない この日常だけでもう本当に十分で それ以上は今の私たちには どうやらもう要らないみたい だから積み重ねていくのは
もう歳だけで十分
これまで得た知識や経験は
そろそろ削ぎ落としながら
もっと自分の内側を身軽にして
本当に必要なものだけを握り締め
自分自身の本質をもっとクリアに
見つめていきたい
「過去」や「未来」にとらわれることなく ただ丁寧に「今」と向き合いながら
これまで出会わせてもらった人たち
これから出会わせてもらう人たちと
ここでのこの暮らしの中で出会う
たくさんの「宝物」たちを 一緒に分かち合っていきたい 私たちの胸の中にずっとそっとしまっておいた
この譲れない想いをそろそろ「形」に してみようと思います。
ということで
あまりに前置きが長くなってしまいましたが お知らせです
来月９月１５日、「自豊暮」は１周年を迎えます
私たちが長年想い描いてきた暮らしを
こうして今少しずつ実現しながら 日々感じる「喜びや幸せを分かち合っていく場」
そんな場を作っていくことが 「自豊暮」を始めようと決意した本当の理由
カフェやレストランとして始めたのは
その大きな夢の実現に向けての
最初の小さな一歩でした
まだ１年だけどこの１年間で
「自豊暮」という場を通じて
出逢わせてもらった本当に沢山の人たちとのご縁
経験し気づかせてもらった多くの学び またこうして大きな一歩を踏み出せるのも こうしたご縁や学びのお陰でしかなく
本当に「ありがとう」の気持ちでいっぱいです
これからの自豊暮については
また詳細はすぐにUPしますが
９月１２日（土）までは これまでと同じスタイルでの営業となります。
一周年となる９月１５日（火）は 平日ですがこれまでのお礼と
これからの自豊暮の始まりとして 「縁結び感謝祭」を開催します。 私たちにとって切ってもきれない深い縁があり
日々に欠かすことのできない「おむすび」を
無料でお配りします ９月１５日（火）の感謝祭の詳細と
これからの「自豊暮」については
またすぐに綴らせてもらいます。
いろんな夢や希望を持ちながら こんな毎日を過ごす自豊暮ですが
これからもどうぞどうぞよろしくお願いします☆
