豊かな世界 ～「衣・食・住」＋「癒」～

なんとなく変化の時を感じながらも まだあまりに漠然としたその感覚に 具体的には何もまだ動けずにいたのに

３月に入り春の訪れを

わずかに感じ始めると同時に

目まぐるしく起こる

日々の出来事の数々によって

少しずつでもはっきりと

「行先」が見え始めてきたような

気がする今日この頃。

３月1日、東京御茶ノ水にある

ヨガスタジオ空Khooで 開催されたXchange＋巡業バザール。 まだ十分使えるけれど もう使わなくなったモノたち。 リサイクルショップに出すには 何か惜しいような

思い入れのある大切なモノを 使ってくれる人たちへ届け

そうしたモノとモノを

交換するのが主な目的。 そのXChangeに加えて 自然と繋がりクリエイティブに生きる

素敵な方々の「手」仕事によって

生み出される素敵なモノたちが

販売される「バザール」に

私たち自豊暮も仲間入りし 巡業にお供させて頂き中。 私たち人間が生きていくために必要なモノ。 「衣・食・住」。本来はただこれだけ。

あとはちょっとの「癒し」があれば

それだけでもう最高の暮らし。

バザールを共にする、くりこさん、やよいさんの

想いの込められたひとつひとつ手作りの「衣」と 私たちが想いを込めて育てながら 暮らしを共にする「食」という

生きるために必要なモノを生み出す同士の間で

繰り広げられた物物交換の世界。

お金という仲介物のない世界。

生きていくために

確かに必要で大切なお金。

でもわたしたちの生命や暮らしの 直接的な支えとはならない

物質的には紙切れにすぎない

この「お金」というものが

現代の暮らしに置いて

こんなにもなくてはならないものに なってしまっている今。

自らの手仕事によって

生きるための必要なモノたちを 自らの時間と労力を割いて生み出し

「お金」という紙を仲介することなく

直接そのモノとモノを交換し合うことで 満たされていく暮らしが

どれほどに心豊かにしてくれるのか… わが家の暮らしの仲間たちとの交換によって

我が家にやってきてくれた

くりこさんの「えなパンツ」と やよいさんの「Yパンツ」と

暮らしを共にし始めた今

そうしたものに囲まれた

暮らしの心地良さを身をもって実感中。

くりこさんの「えなパンツ」

やよいさん作 Kamyaの「Yパンツ」（こちらは、まるちゃん用）

くりこさんが、毎朝おうちをお掃除して 身体と心の準備を整えてから

自ら自然の草木を使って染めた生地を

ちくちくと丁寧に手縫いして出来上がる

「えなパンツ」。 女性にゆかりの深い場所へ自らの足へ行き

墓前に捧げてからお届けされる

温かい想いがとことん込められたモノ。

一度身につけた時に感じた

天に向かって引っ張られていくような

不思議な感覚と心地良さ。

身体中がフワッとずっと温かい。

何より研ぎ澄まされていく感覚。 「手」縫いにこだわるくりこさん。 そのくりこさんの「手」の温もりに包まれて

その温もりが体中に巡って伝わってくる。

自ら歩き回って探し出す拘りの生地や

自ら「手」染めによって丁寧に作られる やよいさんの「Yパンツ」。 全てが世界に一つ。 やよいさんのインスピレーションよって

生み出されるそのモノたちをみていると やよいさんとひとつひとつの「生地」たちとの間で

どんな会話が繰り広げられているだろうと 勝手に想像してしまうほど 包まれた時のその安定感と履き心地ち。 身体を支える足をしっかりとこの「地」に

安定させてくれるようなそんな感覚。

我が家に１つしかなかったYパンツが お米やお茶などの物物交換によって

２つに増えたことで

まるちゃんとの朝からの真剣な

ジャンケン勝負がなくなりこれで一件落着。

そして今日からそのYパンツは 自豊暮のユニホームに。

暮らしを支えてくれている「衣・食・住」

その３つがこうした「ホンモノ」たちで 満たされた時感じる 心からの「幸せ」と豊かな世界。

できる限りお金で買うのではなく

できる限り手間ひまかけて自らで生み出して そしてそうした暮らしに必要な モノとモノを交換して育まれる世界。

「お金」を得るためにだけでなく

もっと直接的に必要な「モノ」たちを得るために

大切な日々の時間と労力を費やせる世界。

お金があればいくらでも買えてしまう 「衣・食・住」 お金をかけてなくても時間と労力さえ割けば 誰でも生み出すことのできる 「衣・食・住」 お金で買ったものと 自らで愛情を込めて 生み出したものは 見た目は同じでもそれは全く別物。 私もここへきて私たち家族で 育てた野菜やお米を 日々食べることで

それを身をもって感じる。 素材に拘り美味しい料理を 出してくれるお店は沢山ある。 でも、暮らしを共にし 私を支えてくれる大切な家族の

心の中までも満たしてくれる 料理はやっぱり「手」作りしかない。

自らの手で大切な人への想いを いっぱい込めて丁寧に作る料理。

だから私はどんなに忙しくても どんなに疲れていても 生きるために日々欠すことのできない 「食」にとことん時間と労力を割く。 なぜならば、それは お金では決して買うことのできない 大切な人たちの「笑顔」と 私自身の「幸せ」に繋がるから。

最近、七夕の時期になると 短冊に「お金持ちになりたい」という 子供たちの願いをよく目にする。

お金の大切さを説くのと同じように 本当に大切なモノ・本当の豊かさを 今伝える責任があるのはきっと 若い子供たちを持つ 私たちくらいの世代なのだと そうつくづく思う。

「えなパンツ」で仕込む甘酒が いつにも増して甘く感じるのも 「Yパンツ」を履きながら焼くケーキが

いつにも増して綺麗で鮮やかな

色に仕上がるのも

気のせいなんかじゃない。

こんな幸せな温もりに包まれながらの

先週土曜日の自豊暮の営業。

こんな時はやっぱりきまって

不思議な出逢いのオンパレード。 ラジオのパーソナリティーとしてでななく

プライベートで家族みんなで訪れてきてくれた

モコさんファミリー。 作業の間にふらっと立ち寄ってくれた

まるちゃんと私の仲人でもあり お兄ちゃん的存在でいつも支えてくれている

となりの英幸さん。 いつもお野菜やお米を買いに来てくれる

お友達のまっちゃん。 勝手にだけど初めて会った時から

何かちょっと「縁」を感じながらも

全くわからず終いだったその「縁」を はっきりと感じた今日。

土曜日にここへ来てくれた

人たちとの会話が教えてくれた

自豊暮の未来。

そして、こうした大事な決断の時に決まって

最後のひと押しをしてくれる由美子さんが

やっぱり昨日この場所へやってきてくれる事が

もうずっと前から決まっていたこと。 「官足法」の激痛の中にある

爽快感を味わいながら

ここへ来てくれた人たちと

共に時間を過ごす和気あいあいとした時間。

こういう時に共に時間を過ごせる

人との間に感じる深い深い縁。 昨日、ゆみこさんが自豊暮に 運んできてくれた「癒し」の時空間。

一緒に何度やっても ヨガには全く興味をもってくれなかった わが家のまるちゃんが どうやら「官足法」はかなりお気に召したようで

早起きしてせっせと自ら足揉みしながら 私の足までも揉んでくれちゃうという 前代未聞の出来事が勃発。 「官足法」の効果はすごい！!

「衣・食・住」に

2人でできる「癒し」が加わったわが家。 何にもないここでの毎日の暮らしが どんどん「至福」で溢れていく。

そして、３月末に実現する 待ちに待ちながらも こんなにも早く巡ってきてくれた

「あの人」との出逢い。

だからもう決めたこと。

４月から自豊暮の「リニューアル」。

もう３月も、もう中旬。

その概要は既に把握しながら

まだところどころ細かい部分が

ぼんやりとしたままの自豊暮の未来。

頭で考えて出した結論は

やっぱりどんなに正当化しても

どんなに綺麗な言葉を並べても 中身はやっぱりどこかエゴイスティック。

きっとまたこれからの 日々の出逢いや気づきによって

完成されるだろうの自豊暮の未来予想図を 急がずまだもう少し気長に待とうと思います。 「自豊暮」は変わります。 とだけ、伝えてさせてもらいます。 くりこさんの「えなパンツ」 やよいさんの「Yパンツ」も

近々自豊暮にやって来てくれる予定。 そして真に自然に寄り添った 暮らしを営む方々たちが 集まってくれる予定だけは すでにもう立っています。

どうぞよろしくお願いします☆

最後に、もこさん、ひでゆきさん、まっちゃん 楽しい会話と沢山の気づきをありがとう。

くりこさん、やよいさん、ゆみこさん 日々ますます豊かになる暮らしをありがとう。

そして、「官足法」の講座へ 参加してくれた湯山治療院のともさん

おかあさん、まゆみちゃん たくさんの笑いと笑顔をありがとう。 こうした人たちとの出逢いとのお陰で

新たな一歩がまたこうして踏み出せることに 心から感謝しながら ゆっくりと準備を進めていこうと思います。

最後にお知らせ。 ４月１２日「第２回自豊暮への道のり」として くりこさんと自豊暮による「えなパンツ～よもぎ編～」を 開催する予定でいます。

自らの手でちくちく縫いながら よもぎパワーを「衣」と「食」を通じて

感じ味わい感謝する催しもの。

自らの手でよもぎを摘み そのよもぎで布を染め 自らの手で針と糸を使って

ちくちくと想いを込めて「衣」を縫い みんなでわが家のお米を竈で蒸し

よもぎ餅をついて「食」べながら 私たちの「住」処である

自豊暮という場所で過ごす時間。 「衣・食・住」を もっともっと大切に もっともっと丁寧に そしてもっとシンプルに。

詳細はのちほど、お楽しみに♪